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中秋の名月 観月会
2020年10月1日(木)
東京シティビュー
六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで、10月1日、「中秋の名月 観月会」が行われました。
「中秋の名月 観月会」レポート
「中秋の名月 観月会」は、新型コロナウィルス感染症の影響でしばらく休止となっていた「六本木天文クラブ」の、久しぶりのイベントでした。
「六本木天文クラブ」とは、星空観望会や天文に関するセミナーなど、六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで開催される天文イベントの総称です。
特別な会員組織ではなく、イベントにはいつでも誰でも参加可能(※ただし、現在は新型コロナ感染拡大防止のため、東京シティビューのHPより事前申込が必要です)。
観月会の日、数日前からの天気予報はなんと、雨。前日、翌日は夕方から雨が止む予報になったものの、はたして中秋の名月は見られるのか、直前までドキドキの展開に。
当日、朝のうちは雨、昼間は曇りでしたが、夕方になると、空はすっきりと晴れわたりました。
ウサギもはっきり見える、十五夜のまんまるい月が空を昇り始めて、ミラクル、到来!
六本木ヒルズからは東京タワーがよく見えるのですが、この日のライトはいつもと違う、グリーンと赤。東京への旅行者を歓迎する「Welcome Tokyo グリーンライトアップ」なのだそうです。
特別ライトアップが輝く東京タワーとお月様の競演に、ヒルズでは思わずスマホを夜空にかざす人が続出。
屋上展望台スカイデッキで「中秋の名月 観月会」
屋外展望台としては国内屈指の高さ(海抜270m)を誇る、東京シティビューの「スカイデッキ」。
人数を限定して開催された「中秋の名月 観月会」の参加者は、仕事帰りやデート、友達や子供連れなど、様々。
秋の爽やかな空の下、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、和気あいあいと「観月会」を楽しんでいました。
専門家の解説とともに、望遠鏡に映る月を覗いたり。望遠鏡とつないだパソコンのスクリーンにリアルタイムで映される月に見入ったり。
この日はまた、望遠鏡から手持ちのスマートフォンを使って撮影すると、クレーターまでくっきりの「お月様をお持ち帰り」することもできました。待ち受け画面にしたら、素敵すぎる!
一般来場者も、月と夜景を堪能
「中秋の名月 観月会」の望遠鏡が設置された屋上のヘリポート部分には、イベント参加者以外は入れません。
一方、参加者以外の一般客も、ヘリポートを取り囲むウッドデッキ(外周部分)から、自由に夜景を楽しむことができます。
目の前の東京タワー、遠くのスカイツリー、東京湾、街の明かりなど、その景色はゴージャス。それでいて、喧騒は遠く、空や風を感じられ、とっておきの時間を過ごせるところです。
六本木天文クラブ 今後のイベント
専門家と一緒に気軽に星空が楽しめる、六本木天文クラブ。
今後は「火星接近特別星空観望会」(10月6日)、「十三夜を愛でる会」(10月29日)、「月の出を見る会」(11月1日)をはじめとしたイベントを予定しています。
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