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1894 Visions ルドン、ロートレック展

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  • 開館10周年記念
    1894 Visions
    ルドン、ロートレック展

    2020年10月24日(土)~2021年1月17日(日)
    三菱一号館美術館

     

     
    三菱一号館美術館は、トゥールーズ=ロートレックのグラフィック・アート作品をはじめ、19世紀末西洋美術を中心とした名品のコレクションを誇ります。

    開館10周年記念の企画展シリーズの最後を飾る本展では、三菱一号館が竣工した年「1894年」を軸に、当館のコレクションの中核をなす画家である、ルドントゥールーズ=ロートレックの時代に焦点を当てます。

     

    1894 Visions のみどころ

    本展は国内外あわせて140点を超える作品で構成します(前後期展示替えあり)。

    岐阜県美術館との共同企画として、同館が誇る世界有数のルドン・コレクションから貴重な木炭とパステル画、ゴーガンの多色刷りの木版画を中心とした作品群、山本芳翠をはじめとする明治洋画の旗手たちの作品も出品します。


    ◆1894年

    三菱一号館美術館は10年前、東京・丸の内初の洋風事務所建築である「三菱一号館」を復元した建物にオープンしました。

    ジョサイア・コンドルの設計による「三菱一号館」が竣工した1894年は、日本が急速な近代化・西洋化を遂げていた頃となります。

     

    1894 Visions ルドン、ロートレック展(三菱一号館美術館)

    1894年竣工当時の旧三菱一号館


    フランスでは、印象派が1870~80年代に流行した後、フィンセント・ファン=ゴッホ(1853-1890)、ポール・ゴーガン(1848-1903)、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)などのアーティストが新しい画風を試みていました。

    この頃、トゥールーズ=ロートレック、オディロン・ルドン(1840-1916)、ゴーガンをはじめとするアーティストの版画を集めた画集『レスタンプ・オリジナル』(1893-95)も刊行されています。

    1894 Visions ルドン、ロートレック展(三菱一号館美術館)

    アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 『レスタンプ・オリジナル』《第1年次のための表紙》 1893-94年 リトグラフ/紙
    57.6×82.5cm 三菱一号館美術館蔵

    1894年はまた、ルドンが色彩の作品を初めて発表した年にあたります。


    ◆ルドン

    ゴッホやゴーガン、トゥールーズ=ロートレックと同世代のアーティストであるオディロン・ルドンは、印象派とは一線を画し、シュールレアリストの先駆けとしても知られています。

    1894 Visions ルドン、ロートレック展(三菱一号館美術館)

    オディロン・ルドン 石版画集『夢のなかで』《Ⅷ. 幻視》 1879年
    リトグラフ/紙 27.4×19.8cm
    三菱一号館美術館蔵
    【展示期間:10月24日~11月23日】

    1894 Visions ルドン、ロートレック展(三菱一号館美術館)

    オディロン・ルドン 石版画集『ゴヤ頌』《Ⅱ. 沼の花、悲しげな人間の顔》 1885年
    リトグラフ/紙 27.8×20.6cm
    三菱一号館美術館蔵
    【展示期間:11月26日~2021年1月17日】


    ルドンは50歳代にはがらりと画風を変え、それまでの暗い色調で象徴に満ちたミステリアスな作品から、より明るくカラフルな作品、多くのパステル画や静物画を制作するようになりました。

    1894 Visions ルドン、ロートレック展(三菱一号館美術館)

    オディロン・ルドン 《神秘的な対話》 1896年頃
    油彩/画布 65.0×46.0cm
    岐阜県美術館蔵

    1894 Visions ルドン、ロートレック展(三菱一号館美術館)

    オディロン・ルドン 《グラン・ブーケ(大きな花束)》 1901年
    パステル/画布 248.3×162.9cm
    三菱一号館美術館蔵


    ◆トゥールーズ=ロートレック

    1890年代、トゥールーズ=ロートレックは、キャバレー「ムーランルージュ」に象徴される、華やかで退廃的な雰囲気に満ちた版画やポスターを制作し、グラフィックアーティストとして活躍していました。

    1894 Visions ルドン、ロートレック展(三菱一号館美術館)

    アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《アリスティド・ブリュアン 彼のキャバレーにて》 1893年
    リトグラフ/紙 138.2×98.5cm
    三菱一号館美術館蔵


    ◆ゴーガン

    1893年、タヒチからフランスに帰国。1894年は、木版画で『ノアノア』を刊行した年。

    岐阜県美術館の所蔵するゴーガンの多くは、画家自身が摺った貴重な自摺りの作品です。


    ◆山本芳翠

    1894年は、日本の西洋画家である山本芳翠(1850-1906)が代表作《浦島》を制作した時代。

    芳翠が師事した教師の一人、パリの芸術学校(エコール・デ・ボ・ザール)のジャン=レオン・ジェロームには、ルドンも学んだことがありました。

    1894 Visions ルドン、ロートレック展(三菱一号館美術館)

    山本芳翠 《浦島》 1893-95年頃
    油彩/画布 122.0×168.0cm
    岐阜県美術館蔵

     


    チケット 読者プレゼント

    本展の観覧招待券を抽選で、あみゅーぜんの読者5組10名様にプレゼントいたします。

    応募ページリンク(準備中)

    ※当選者の発表は発送を以てかえさせていただきます。

※情報は掲載時のものであり、変更されることもあります。詳細は主催者にご確認ください。

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