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クマのプーさん展 Bunkamuraザ・ミュージアム

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  • クマのプーさん展

    2019年2月9日(土)〜4月14日(日)
    Bunkamura ザ・ミュージアム

     
    ハチミツに目のない、食いしん坊でおっちょこちょいの「クマのプーさん」。

    クリストファー・ロビンとぬいぐるみのクマの物語は、物語を書いた A.A.ミルンと挿絵を描いた E.H.シェパードによって、1926年にイギリスで生まれました。ふたりの共作による機知とユーモアにあふれる物語は、50以上の言語に翻訳され、今なお世界中で多くの人を魅了し続けています。

    クマのプーさん展 Bunkamuraザ・ミュージアム
    A.A.ミルン、クリストファー・ロビン・ミルンおよびプー・ベア、ハワード・コスター撮影、1926年 © National Portrait Gallery, London.

     

    1973年、シェパードは270点以上にもおよぶ原画や資料をロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)に寄贈。本展は、この貴重なコレクションを中心にして企画された初めての「クマのプーさん展」です。2018年より母国イギリス(ロンドンV&A)とアメリカ(アトランタ、ボストン)を巡回し、2019年2月、ついに日本で開催されます。

    クマのプーさん展 Bunkamuraザ・ミュージアム
    E.H.シェパード、 ハワード・コスター撮影、1932年、ノラ・シェパード夫人より寄贈 © National Portrait Gallery, London.


    本展では、シェパードの原画、写真、手紙などの貴重な制作資料とともに、ミルンとシェパードによる「クマのプーさん」誕生秘話に迫ります。

    プーさんの冒険の名場面が、ぬくもりあふれる鉛筆画やペン画を通して、アートの視点からも楽しめます。また、1930年代と比較的早い時期からのプーさんのグッズ化やマーケティング、またディズニーによるアニメ化にも触れています。

    「クマのプーさん」がどのように生まれ、愛されてきたのか、魔法の森の物語が紐解かれます。

    クマのプーさん展 Bunkamuraザ・ミュージアム
    「グングン、くつをひっぱったので……」、『クマのプーさん』第8章、E.H.シェパード、鉛筆画、1926年、V&A所蔵 © The Shepard Trust

     

    クマのプーさん展のみどころ

    息子クリストファー・ロビンとそのぬいぐるみがお話のモデル

    クリストファー・ロビン・ミルンは、父 A.A.ミルンと母ダフネの間に生まれた一人っ子。「クマのプーさん」または「プー」と呼ばれていたのは、手足が長く、おなかを押すとうなり声をたてる大きなぬいぐるみのクマで、彼のお気に入りでした。子ども部屋には、イーヨー、コブタ、カンガとルー、トラーなど、ほかにもプーの仲間がいました。

    クマのプーさん展 Bunkamuraザ・ミュージアム
    「バタン・バタン、バタン・バタン、頭を階段にぶつけながら、クマくんが二階からおりてきます」、『クマのプーさん』第1章、E.H.シェパード、鉛筆画、1926年、V&A所蔵 © The Shepard Trust

     
    遊んでいるクリストファーをみながら、父親は彼らの冒険を記録していきました。ミルン一家が週末をすごす家に近いアッシュダウンの森が、クリストファーの探検の舞台となりました。シェパードもここを訪れ、森やクリストファーのおもちゃをスケッチしました。しかし、彼の絵は、自身の息子グレアムと、そのおもちゃのクマ、グラウラーからヒントを得ています。

    クマのプーさん展 Bunkamuraザ・ミュージアム
    「おふろにはいるクリスロファー・ロビン」、『クマのプーさん』第1章、E.H.シェパード、鉛筆画、1926年、V&A所蔵 © The Shepard Trust. Image courtesy of the Victoria and Albert Museum, London

    クマのプーさん展 Bunkamuraザ・ミュージアム
    テディ・ベア、マルガレーテ・シュタイフ社製造、1906-1910年頃、モヘアのぬいぐるみ、Z. N.ジーグラー氏より遺贈、V&A子ども博物館所蔵 © Image courtesy of the Victoria and Albert Museum, London

     

    物語の舞台「百町森」のモデル ― アッシュダウンの森

    プーさんたちが暮らす「百町森(100エーカーの森)」は、ロンドン郊外に今もある「アッシュダウンの森」がモデルとなっています。

    クマのプーさん展 Bunkamuraザ・ミュージアム
    百町森の地図、『クマのプーさん』見返し用のスケッチ、E.H.シェパード、鉛筆画、 1926年、V&A所蔵 © The Shepard Trust. Image courtesy of the Victoria and Albert Museum, London

     

    原画でたどるお話

    クリストファー・ロビンが、おやすみまえのお話を聞こうと、静かに暖炉の前に座っているとき、父親のA.A.ミルンは、目の前の幼い男の子を見ると同時に、自分の幸せな子ども時代もふりかえっていました。遊び心たっぷりの空想から出たお話は、日常に深く根ざしたものでもありました。

    クマのプーさん展 Bunkamuraザ・ミュージアム
    「プーを穴からひっぱり出す」、『クマのプーさん』第2章、E.H.シェパード、鉛筆画、1926年、V&A所蔵 © The Shepard Trust. Image courtesy of the Victoria and Albert Museum, London

    クマのプーさん展 Bunkamuraザ・ミュージアム
    「おいでよ、トラー、やさしいよ」、『プー横丁にたった家』第4章、E.H.シェパード、鉛筆画、1928年、V&A所蔵 © The Shepard Trust. Image courtesy of the Victoria and Albert Museum, London

    クマのプーさん展 Bunkamuraザ・ミュージアム
    「ハチのやつ、なにか、うたぐってるようですよ」、『クマのプーさん』第1章、E.H.シェパード、鉛筆画、1926年、V&A所蔵 © The Shepard Trust

     

    物語に息吹を与える画

    シェパードは、書かれた物語を解釈し、生き生きとした画像に変える天才的な能力を持っていました。それが本の成功の鍵だったのです。

    クマのプーさん展 Bunkamuraザ・ミュージアム
    「プーとコブタが、狩りに出て…」、『クマのプーさん』第3章、E.H.シェパード、ペン画、1926年、 クライブ&アリソン・ビーチャム・コレクション © The Shepard Trust

    クマのプーさん展 Bunkamuraザ・ミュージアム
    「ながいあいだ、三人はだまって、下を流れてゆく川をながめていました」、『プー横丁にたった家』第6章、E.H.シェパード、鉛筆画、1928年、 ジェームス・デュボース・コレクション © The Shepard Trust

     

    プーさんの本の出版

    『クリストファー・ロビンのうた』(1924年)、『クマのプーさん』(1926年)、『クマのプーさんとぼく』(1927年)、そして『プー横丁にたった家』(1928年) は、クリストファー・ロビン本として知られるようになります。これらの本は、児童文学における唯一無二の地位を確立。安価なペーパーバックが出回るようになると、読者はますます広がりました。

    クマのプーさん展 Bunkamuraザ・ミュージアム
    『クマのプーさん』初版本、1926年; メシュエン社によりロンドンにて出版; ジャロルド&サンズ社印刷、V&A内ナショナル・アート図書館所蔵 © Image courtesy of the Victoria and Albert Museum, London

     

    1970年、著者であり出版者であるフランク・ハーマンは、シェパードの白黒の挿絵に着色を依頼。当時90代となっていたシェパードは、原画を特別に拡大したものに水彩で彩色していきました。

    クマのプーさん展 Bunkamuraザ・ミュージアム
    「枝には、ハチミツのつぼが10ならんでいて、そのまんなかに、プーが…」、『クマのプーさん』第9章、E.H.シェパード、ラインブロックプリント・手彩色、1970年 英国エグモント社所蔵 © E.H. Shepard colouring 1970 and 1973 © Ernest H. Shepard and Egmont UK Limited

     

    ブランドやアニメとしてのプーさん

    本の人気を見込んで、1930年、アメリカの起業家スティーヴン・スレジンジャーは、プーとその仲間をもとに商品開発に乗り出し、大ヒットに。また、1966年、ディズニーはプーの物語をアニメ化。プーは、世界中に知られる、人気キャラクターになりました。プーの図柄は、ティーセットから料理本まで、ありとあらゆるものに使われています。

    クマのプーさん展 Bunkamuraザ・ミュージアム
    クマのプーさん波佐見焼染付そば猪口、ウォルト・ディズニー社のために製造、 2014年頃、V&A所蔵 © Image courtesy of the Victoria and Albert Museum, London

     

    クマのプーさん展 グッズ

    V&Aによる展覧会公式グッズなどの限定アイテムや、V&Aによる公式図録を販売。

    クマのプーさん展 Bunkamuraザ・ミュージアム
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    (※画像はすべてイメージです)

     

    クマのプーさん展 読者プレゼント

    あみゅーぜんの読者5組10名様に抽選で「クマのプーさん展」の招待券をプレゼントいたします。
    応募ページ:リンク(準備中)
    ※応募受付の開始は、あみゅーぜんのFacebook ページにてお知らせします。
    ※当選者の発表は発送を以て代えさせていただきます。

    クマのプーさん展 Bunkamuraザ・ミュージアム

※情報は掲載時のものであり、変更されることもあります。詳細は主催者にご確認ください。

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