麻布台ヒルズギャラリー開館記念
オラファー・エリアソン展：
相互に繋がりあう瞬間が協和する周期

2023年11月24日(金)～2024年3月31日(日)
麻布台ヒルズギャラリー

 
※実際の会場風景写真とともに、記事を更新しました。

 

麻布台ヒルズギャラリー開館を記念する展覧会「オラファー・エリアソン展：相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」が開催されます。

麻布台ヒルズギャラリーは、麻布台ヒルズの低層部（ヘザウィックスタジオによるデザイン）の「ガーデンプラザA」（MBF＝中地階）に位置している、比較的コンパクトな展示空間です。

「オラファー・エリアソン展」の見どころ

オラファー・エリアソン（Olafur Eliasson、1967～）は、ジャンルを横断する多様な作品だけでなく、環境問題などの社会的課題への積極的な取り組みでも世界的に注目されているアーティストです。

大型インスタレーションをはじめとするエリアソンの作品は、自然現象や、その要素である色や光、動きが導く知覚体験を通して、世界の在り方や自然との関係性についての新たな解釈をうながします。

本展では、麻布台ヒルズの開業にあわせて制作された新作のパブリックアート《相互に繋がりあう瞬間が協和する周期》（2023年）で取り組んだ主題を軸に、新作インスタレーションや水彩絵画、ドローイング、立体作品を通し、線や振る舞い、動きなどのモチーフを探求します。

オラファー・エリアソン
《相互に繋がりあう瞬間が協和する周期》（2023年）
（麻布台ヒルズ森JPタワーオフィスロビーのパブリックアート作品）
2023年11月20日撮影

 
本展では、光と水を使った大型インスタレーション《瞬間の家》（2010年）や、複雑に屈折する光を内包する幾何学立体の《蛍の生物圏（マグマの流星）》(2023 年)、太陽光や風といった動力で描いた新作ドローイングなど、自然現象から幾何学、物理や動作パターン、色彩学に関する研究に裏付けられた、知覚に訴えかける作品群を紹介します。

《蛍の生物圏（マグマの流星）》
2023年
撮影：Jens Ziehe

「オラファー・エリアソン展」展示風景

「オラファー・エリアソン展」展示風景
2023年11月20日撮影

《瞬間の家》（2010年）
2023年11月20日撮影

麻布台ヒルズギャラリー　ギャラリースペース

◆ショップ

Tシャツやトートなど「オラファー・エリアソン展」限定グッズのほか、ヘザウィックスタジオのデザインをあしらったマグなどのグッズも販売。

「オラファー・エリアソン展」とコラボする、THE KITCHEN

麻布台ヒルズギャラリーカフェには、スタジオ・オラファー・エリアソン・キッチン（以下SOEキッチン）と本展がコラボレーションするカフェ「THE KITCHEN」がオープンします。

本展のコンセプトやエリアソンの地球環境に対する姿勢を五感で感じられる、食の企画。

メニュー例
撮影：中戸川史明

麻布台ヒルズギャラリーカフェ
店内の様子（一部）