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  • 明治宮廷のダイニングホール
    ~よみがえる近代の饗宴~

    2017年7月26日(水)~11月9日(木)
    明治記念館 本館

     
    明治神宮の結婚式場として昭和22年(1947年)に開館した、明治記念館。開館70 周年を迎える今年、明治天皇と昭憲皇太后による宮廷外交の舞台となった「赤坂仮皇居御会食所とその時代」を振り返る展覧会を開催。期間中、明治天皇も食されたとされるメニューも再現されます。

    美しい内装が施されている歴史的な建造物で、味覚とともに明治宮廷を感じてみてはいかがでしょうか。

     


    ◆「赤坂仮皇居御会食所」を当時の貴重な作品とともに紹介

    「天皇の料理番」秋山徳蔵のメニューコレクションから明治の宮中晩餐メニューカード。明治天皇と昭憲皇太后がお召し上がりになった饗宴料理のレプリカ。また、宮中晩餐の引出物として作られた雅びな工芸品「ボンボニエール」をはじめ、貴重な作品から計29 点を厳選し展示する、希少かつ本格的な展覧会となっています(本館 特設コーナーにて)。

    『饗宴料理レプリカ』(明治20年5月13日)
    『ボンボニエール』(明治44年5月17日)


    ◆ 明治記念館 本館

    今日、宴会場やラウンジとして使われる明治記念館本館は、明治14年(1881)10月に赤坂仮皇居に建設。「憲法記念館」とも呼ばれる建物は、明治天皇の「御会食所」、つまり我が国最初の「天皇のダイニングホール」として使用されました。条約改正問題が最大の政治課題であった明治10 年代、三大節の賜宴や外国皇族を招いての宮中晩餐会の会場となりました。

     


    ◆明治天皇も食された鴨肉のカレーライスと富士山アイスクリーム

    明治天皇やその当時の要人の食事会にて振るまわれていたとされる「鴨肉のカレーライス」と、今も宮中晩餐会にて振るまわれている「富士山アイスクリーム」が開催期間中、ラウンジ「Kinkei」にて期間限定販売されます。

    鴨肉のカレーライスは、貴重な歴史文献や資料をもとに明治記念館 西洋料理総料理長の監修にて、約133年ぶりに再現されたもの。鴨肉の旨みを最大限に生かしたカレーとともに、鴨を丸々無駄なく使用した高級感あふれる一品です。

    富士山アイスクリームは、現在でも宮中晩餐会の定番デザートとされ、各国の来賓客に振る舞われています。富士の樹海に聳え立つ富士山。山部分に濃厚な抹茶、雪に覆われている部分には口どけ滑らかなバニラアイスクリームを使用。富士五湖に見立てた、チョコ・ピスタチオ・キャラメル・フランボワーズ・バニラのデコレーションソースが味わいを引きたてます。

     


    期間限定メニュー『鴨肉のカレーライスと富士山アイスクリームのセット』

    【ところ】ラウンジ「Kinkei」(※披露宴で貸切の際はロビーにて営業)
    【時間】9月13日(水) までの平日 11:30~L.O. 15:00
    土日祝日および9月14日(木) 以降の平日 11:30 ~L.O. 20:00
    【料金】 3,800 円(税・サ別) ※写真はイメージ

※情報は掲載時のものであり、変更されることもあります。詳細は主催者にご確認ください。

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