泣き相撲

泣き相撲

子安神社
2015年9月23日（水）

相撲といっても、こちらは赤ちゃんの健やかな成長を祈願する、子安神社で毎年恒例の儀式。赤ちゃんたちは祈祷を受けた後、生まれ月ごとのカテゴリーで６人ずつ土俵に上がります。勝負を決めるというより、より大きな声で泣くのが良いとされています。境内は赤ちゃんの泣き声と和気あいあいとした観客の雰囲気に包まれます。無病息災、厄「なし」で育つようにという縁起ものの梨を、お土産に買って帰るのも良いかもしれません。梨は中芯近くがすっぱいことから、別名「中酸（なかす）」とも呼ばれます。この「なかす」の音は、「泣かす」を連想させる言葉であるため、泣き相撲の日の縁起物になったと伝えられているものです。