青児とパリの美術～東郷青児のコレクションより～

青児とパリの美術～東郷青児のコレクションより～

東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館
2015年11月21日～12月23日

フランスの香りが漂う、メルヘンチックな女性像で知られる洋画家、東郷青児は 1921（大正10）年から1928（昭和3）年までフランスに滞在しました。しかし戦後、彼が再び訪れたパリは、経済成長や国際情勢とともに大きく変化していました。本展では当美術館の収蔵品の中から、彼が目の当たりしにした現実のパリに対峙して、日本人の抱くあこがれに応えて作り上げた甘美なイメージの世界を比較展示しています。