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  • チームラボプラネッツ TOKYO DMM
    Garden Area(2つの庭園作品)

    体験レポート

    2021年7月2日(金)~拡張エリア公開

     

     

    開業3周年を迎える、東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」に、Garden Area(2つの庭園作品)が新たに誕生します。

    一般公開に先がけて、体験した様子をレポートいたします。

     


    チームラボプラネッツ

    チームラボプラネッツは「Body Immersive」をコンセプトにした超巨大なデジタル・アート作品に、裸足になって、身体ごと没入するミュージアムです。

    靴を脱いで、水の流れている斜面を登ったり、膝丈くらいの水の中に入ったり、様々なマテリアルの上を歩いたり、素足の感覚を楽しむ。

    アンビエントな音楽に包まれ、”宇宙”(!) や ”花” のアロマの香に癒される。暗い道と、光が戯れるアート空間との間を移動しながら、作品の世界へと身体ごと入っていきます。

    チームラボプラネッツは、超巨大な4つの作品空間と新たにオープンする2つの庭園など、計9作品による「水に入るミュージアムと花と一体化する庭園」になります。

     


    Garden Areaに登場する2つの庭園作品

    ◆生きたランの花々と一体化する庭園

    作品名:Floating Flower Garden: 花と我と同根、庭と我と一体
    Floating Flower Garden; Flowers and I are of the Same Root, the Garden and I are One
    teamLab, 2015, Interactive Kinetic Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi


    空中に咲く、13,000株を超える生きたランの花々に埋没し、花と一体化する庭園です。

    ありとあらゆる種類のランの花が宙を謳歌するように咲き誇る庭は美しく、まさに圧巻。

    中の空間とは対照的に、日中は自然光があふれ、また、造花ではなく “生きた” ランの花々が咲く庭となっています。

    国内屈指のランの庭園というだけでなく、季節の花々が宙に乱舞するチームラボのデジタル作品(例えば「Floating in the Falling Universe of Flowers」)の、まるで「実写版」のような作品。

    しかも、見る人がその生きた作品の中に入り、一部になれる(もちろん写真も撮れる)、これまでにない花のアートの庭です。

     
    チームラボプラネッツ 2つの庭園 体験レポート
    チームラボプラネッツ 2つの庭園 体験レポート
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    チームラボ代表・猪子寿之さんのお話

    この庭のランの花々は、人がいるところでは上に上がって空間ができ、人がいなくなればまた下がってきます。

    花見をすると言いますが、人が花を見る時、「自分が花を見ている」のか、「花が自分を見ている」のかというような感覚になる。そんな一体感を体験する作品です。

    この作品のランは空中で生きており、日本で初めてのランや青いランも登場予定です。

    種類が豊富で地上の生物の多様性を象徴するランですが、花粉媒介を行う昆虫との関係より、種ごとに香を出す時間が異なります。この庭には夜行性のランも多いので、夜にはまた違った香が楽しめますよ。

     
    チームラボプラネッツ 2つの庭園 体験レポート
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    ◆音色を響かせ光輝く卵形の彫刻群が広がる苔庭

    作品名:呼応する小宇宙の苔庭 – 固形化された光の色, Sunrise and Sunset / Moss Garden of Resonating Microcosms- Solidified Light Color, Sunrise and Sunset
    teamLab, 2021, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

    もう一つの新しい作品も自然光を採り入れた庭園で、本物の苔苔玉が用いられています。

    そこに顔のような、起き上がり小法師(おきあがりこぼし)のような、不思議な造形をした、光り輝くメタリックなオブジェが並んでいます。

    どこか懐かしい昔話の世界に足を踏み入れたと思ったら、なんだか異次元にタイムスリップしてしまったかのような空間です。

    “この子たち” を触ったり揺らしたりしてみると、心地良い音が鳴って、輝きます。

    日中は生きた苔の優しいグリーンの上に、ゆらゆらと鎮座する卵さんたちに癒されます。

     
    チームラボプラネッツ 2つの庭園 体験レポート
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    日没後は、庭に光り輝く彫刻群が見られ、別世界になります。
     
    チームラボプラネッツ 2つの庭園 体験レポート

     


    プラネッツの他の作品も引続き楽しめます

    ◆人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング
    Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and People – Infinity
    teamLab, 2016-2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

    チームラボプラネッツ 2つの庭園 体験レポート

     


    ◆The Infinite Crystal Universe
    teamLab, 2018, Interactive Installation of Light Sculpture, LED, Endless, Sound: teamLab

    チームラボプラネッツ 2つの庭園 体験レポート

     

    ◆Floating in the Falling Universe of Flowers
    teamLab, 2016-2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

    チームラボプラネッツ 2つの庭園 体験レポート

     


    ◆意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 – 平面化する3色と曖昧な9色、自由浮遊
    Expanding Three-Dimensional Existence in Transforming Space – Flattening 3 Colors and 9 Blurred Colors, Free Floating
    teamLab, 2018, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

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※情報は掲載時のものであり、変更されることもあります。詳細は主催者にご確認ください。

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