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オルビス30周年記念「ケの美」展
2017年11月17日(金)~12月24日(日)
ポーラ ミュージアム アネックス
日本人の伝統的な世界観である「ハレ」と「ケ」。本展は佐藤卓(グラフィックデザイナー)をディレクターに迎え、あたりまえの日常を意味する「ケ」の中にある「美」に光を当てます。
参加するデザイナー、クリエイターは、隈 研吾(建築家)、土井善晴(料理研究家)、柳家花緑(落語家)をはじめ、各界で活躍するバラエティに富んだ14名の顔ぶれ。
さらに、一般の写真投稿から作る参加型展示「みんなのケ」が登場します。あなたもぜひ、参加してみませんか?
◆一般の写真投稿による「みんなのケ」
「朝食」「場所」「漢字」の3つのテーマで、自分の「ケ」(日常)だと考える写真の投稿を、一般から広く募集。集まった写真から作られる「みんなのケ」を展示します。あなたの撮った写真が展覧会の一部に?
・朝食(普段の朝食を真上から撮影したもの)
・場所(普段よくいる場所を撮影したもの)
・漢字(日常を感じる、漢字一文字を撮影したもの)
投稿は、展覧会最終日の2017年12月24日(日)まで受付中。
© Yoshiharu Doi
◆参加アーティスト・クリエイター
石村 由起子 「くるみの木」 代表 空間コーディネーター 緒方 慎一郎 「SIMPLICITY」 代表 デザイナー 小川 糸 作家 隈 研吾 建築家 小山 薫堂 放送作家 脚本家 塩川 いづみ イラストレーター 柴田 文江 プロダクトデザイナー 千 宗屋 武者小路千家家元後嗣 土井 善晴 料理研究家 原田 郁子 「クラムボン」ミュージシャン 松場 登美 「群言堂」代表 デザイナー 皆川 明 「ミナ ペルホネン」代表 デザイナー 柳家 花緑 落語家 横尾 香央留 手芸家
◆展覧会ディレクター 佐藤 卓のことば
日本人の伝統的な世界観として、私たちの生活には、非日常的な「ハレ」と、日常である「ケ」の両面があります。「晴れ着」というように、祝い事や特別なイベントが「ハレ」であるのに対して、毎日繰り返されるごくあたりまえのことが「ケ」にあたります。現代社会は、とかく華やかな「ハレ」が注目を集めますが、その華やかな「ハレ」も、一見退屈にさえ思える「ケ」の充実の上にこそ特別で有り難い(ありがたい)ものとして感じられるのではないでしょうか。この展覧会では、毎日あたりまえに繰り返される日常生活の中における「ケ」に着目し、さらに、そこに潜む「美」とは何かを、日常生活に新たな提案をされ続けているクリエイターの方々にご参加いただき、浮かび上がらせたいと思います。
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