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大エルミタージュ美術館展
オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち2017年3月18日(土)~6月18日(日)
森アーツセンターギャラリー
かつての帝政ロシアの首都、サンクトペテルブルク。この街を今も続く芸術文化の都へと導いたのが、女帝エカテリーナ2世(在位1762-1796)でした。1764年、エカテリーナ2世がベルリンの実業家から317点の絵画コレクションを取得したのが、エルミタージュの始まりといわれています。その後も歴代皇帝が国家の威信をかけて美術品を収集し、エルミタージュは、世界でも類を見ないほどの質と規模を誇る美術館となりました。
本展では同館の1万7千点に及ぶ絵画コレクションの中でも特に充実している、16世紀ルネサンスから 17-18世紀のバロック・ロココのオールドマスター、巨匠たちの名画85点を国、地域別に紹介。
ティツィアーノ、クラーナハ、ルーベンス、ヴァン・ダイク、レンブラント、スルバラン、フラゴナール……。美術史に燦然と輝く巨匠たちの名画が一堂に会する、またとない機会となります。
*ウィギリウス・エリクセン
《戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像》
1760年代
© The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18*ポンペオ・ジローラモ・バトーニ
《聖家族》
1777年
©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18*ピーテル・ブリューゲル(2世)(?)
《スケートをする人たちと鳥罠のある冬景色》
1615-1620年頃
©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18*ぺーテル・パウル・ルーベンスと工房
《田園風景》
1638-1640年頃
© The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18*ピーテル・デ・ホーホ
《女主人とバケツを持つ女中》
1661-1663年頃
©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18*ジャン=オノレ・フラゴナールとマルグリット・ジェラール
《盗まれた接吻》
1780年代末
©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18*ヤーコプ・ヨルダーンス
《クレオパトラの饗宴》
1653年
©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18*レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン
《運命を悟るハマン》
1660年代前半
© The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18
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