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特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」
2020年7月14日(火)~8月30日(日)
会期変更:2021年4月13日(火)~5月30日(日)
東京国立博物館
中世の絵巻物で、日本絵画史上もっとも有名な作品の一つである、国宝「鳥獣戯画」。
「鳥獣戯画」に登場する、いきいきと擬人化されたカエルやウサギなど、誰もが一度は目にしたことがある作品です。
本展では、国宝「鳥獣戯画」の甲・乙・丙・丁全4巻の全場面を、会期を通じて一挙公開。併せて、かつて4巻から分かれた断簡や、原本ではすでに失われた場面を留める模本も公開します。
本展ではさらに、「鳥獣戯画」が伝わる京都市の高山寺(こうざんじ)の至宝も紹介します。
「国宝 鳥獣戯画のすべて」のみどころ
◆鳥獣戯画の全巻全場面を一挙公開
合計44メートルを超す国宝4巻の全画面が見られます。
国宝 鳥獣戯画 甲巻(部分) 平安時代 12世紀 京都・高山寺 通期
国宝 鳥獣戯画 乙巻(部分) 平安時代 12世紀 京都・高山寺 通期
国宝 鳥獣戯画 丁巻(部分) 鎌倉時代 13世紀 京都・高山寺 通期
◆鳥獣戯画のすべてに迫る
鳥獣戯画の一部が本体と切り離され、掛軸などに仕立て直されて伝来した断簡、さらに原本ではすでに失われた場面を留める模本を、国内外の所蔵先から一堂に集めて紹介します。
重要文化財 鳥獣戯画断簡(東博本) 平安時代 12世紀 東京国立博物館 通期
◆栂尾山(とがのおさん)高山寺の至宝
鳥獣戯画の伝わる高山寺は、鎌倉時代の僧、明恵上人によって再興され、多くの文化財が伝わります。
本展では、27年ぶりに寺外での公開となる重要文化財「明恵上人坐像」のほか、明恵ゆかりの品々も紹介します。
重要文化財 明恵上人坐像 鎌倉時代 13世紀 京都・高山寺 通期
重要文化財 子犬 鎌倉時代 13世紀 京都・高山寺 通期
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