ボストン美術館展 芸術×力(げいじゅつとちから)
2020年4月16日(木)~7月5日(日)
東京都美術館
※4/17更新 新型コロナウイルスの感染拡大により、本展は中止となりました。
※美術館所蔵作品の輸送の見通しが立たなくなったため
2020年に設立150周年を迎える、ボストン美術館。
アメリカはもちろん、古代エジプト、アジア、ヨーロッパまで、幅広い時代と地域を対象にした、世界屈指の美術コレクションを誇ります。
本展では「古今東西の権力者たちと美術」の関係をテーマに、同館所蔵品より厳選されたおよそ60点の名品が来日。その半数以上の作品が日本初公開となります。
All photographs © Museum of Fine Arts, Boston
「ボストン美術館展 芸術×力」のみどころ
◆ボストン美術館から古今東西の傑作が集結
エジプトのファラオ、ヨーロッパの王侯貴族から日本の天皇、大名をはじめ、古今東西の権力者たちに関わる作品を紹介。
ラメセス2世像上半身部分
エジプト (ブバスティス出土)、新王国、第19王朝、ラメセス2世治世時、紀元前1279-紀元前1212年
Museum of Fine Arts, Boston, Egypt Exploration Fund by subscription
アンソニー・ヴァン・ダイク
《メアリー王女、チャールズ1世の娘》1637年頃
Museum of Fine Arts, Boston, Given in memory of Governor Alvan T. Fuller by the Fuller Foundation
伝 狩野永徳《韃靼人朝貢図屏風》桃山時代、16世紀後半
Museum of Fine Arts, Boston, Fenollosa-Weld Collection
カナレット(ジョヴァンニ・アントニオ・カナル)《サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂、サン・マルコ沖から望む》1726-1730年頃
Museum of Fine Arts, Boston, Bequest of William A. Coolidge
◆海を渡った二大絵巻が里帰り
「幻の国宝」とも呼ばれている《吉備大臣入唐絵巻》と《平治物語絵巻 三条殿夜討巻》が里帰り。
◆時代を超えて女性達が愛した工芸・ジュエリー
マージョリー・メリウェザー・ポストのお気に入りだった「エメラルドのブローチ」から、ナポレオンの最初の妻ジョセフィーヌゆかりの磁器まで。
フランス、セーヴル磁器製作所《平皿(「マルメゾン城の植物のセルヴィス」より)》フランス、1803-1804年
Museum of Fine Arts, Boston, Gift of Mr. and Mrs. Henry R. Kravis
オスカー・ハイマン社(アメリカ、1912年設立)、マーカス社(アメリカ、1892-1941)のために製作《マージョリー・メリウェザー・ポストのブローチ》アメリカ、1929年
Museum of Fine Arts, Boston, William Francis Warden Fund, Marshall H. Gould Fund, Frank B. Bemis Fund, Mary S. and Edward Jackson Holmes Fund, John H. and Ernestine A. Payne Fund, Otis Norcross Fund, Helen and Alice Colburn Fund, William E. Nickerson Fund, Arthur Tracy Cabot Fund, Edwin E. Jack Fund, Frederick Brown Fund, Elizabeth Marie Paramino Fund in memory of John F. Paramino, Boston Sculptor, Morris and Louise Rosenthal Fund, Harriet Otis Cruft Fund, H.E. Bolles Fund, Seth K. Sweetser Fund, Helen B. Sweeney Fund, Ernest Kahn Fund, Arthur Mason Knapp Fund, John Wheelock Elliot and John Morse Elliot Fund, Susan Cornelia Warren Fund, Mary L. Smith Fund, Samuel Putnam Avery Fund, Alice M. Bartlett Fund, Benjamin Pierce Cheney Donation, Frank M. and Mary T.B. Ferrin Fund, and Joyce Arnold Rusoff Fund
Reproduced with permission.
◆知られざる文人大名の代表作 初里帰り
江戸時代中期、伊勢長島藩の大名 増山雪斎(本名は正賢)による《孔雀図》が、本展のために修復され、初めて日本に里帰り。
増山雪斎《孔雀図》江戸時代、享和元年(1801)
Museum of Fine Arts, Boston, Fenollosa-Weld Collection
「ボストン美術館展」招待券の読者プレゼント
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応募ページリンク(準備中)
※当選者の発表は発送を以てかえさせていただきます。
※本展は中止となりました。