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アートアクアリウム美術館
見どころレポート東京・日本橋
夏の風物詩として愛されてきた、アートアクアリウム。
その幻想的な水族アートの世界を常設展として楽しむ施設として、「アートアクアリウム美術館」が2020年8月末に開業しました(作家・総合プロデューサー 木村英智)。
大人がゆっくり楽しめ、デートにも、家族や友人とのおでかけにもピッタリの施設です。
今回は、アートアクアリウム美術館の実際の中の様子をご紹介します。
アートアクアリウム美術館はこんなところ
アートアクアリウム美術館は、“日本橋” や “日本橋三越本店” の近くの閑静な場所に立つ、外観は黒を基調にシンプルで優雅な佇まいのビル。アクセスは三越前駅(東京メトロ 銀座線・半蔵門線)から徒歩で2~3分です。
2階建ての専用施設は、延床面積が約2,321平方メートル。過去最大で圧巻の大型展示を実現しています。
金魚とアートの神秘的な世界を、五感で堪能することができます。
アートアクアリウム美術館 見どころ案内入り口にはコロナ対策として、非接触型の体温計も完備。
建物内に一歩足を踏み入れると、そこに広がるのは幻想的な和の美の世界。1階から順に、エリア別にのぞいてみましょう。
1. 水瑞(みずはな)
最初のエリアでは、アートアクアリウムの新作や、所蔵作品から過去の人気作品を選んで展示。オープニング・シーズンは、金魚と映像の掛け軸のアートや、 “丸窓” の障子を開けると金魚が泳いでいるような、“丸窓リウム” (新作)も見られます。
2. 浮世(うきよ)
江戸の花街を表現する、豪華絢爛でありながら儚い夢の世界。
花魁は、光と音と香とともに、巨大な金魚鉢の金魚たちが繰り広げる、まるで花魁ショーのようなゴージャスな見せ場となっています。
3. 神秘(しんぴ)
1階の奥には、「金魚の杜(もり)」。刻々と変化する照明や音、スクリーンに映し出される近未来的なアートとともに、円筒形の水槽がまるで金魚の「もり」の中に迷い込んだかのような、不思議な世界へと誘います。
階段で2階に上がると、ギャラリーからは「金魚の杜」を見下ろせます。杜の中から出て、今度は宇宙空間に飛び立つような、異次元の世界が楽しめます。
2階には飲食のできるラウンジとカフェのほか、“金魚グッズ” が揃ったお土産ショップもあります。
抑えられた照明と、個性的で細部までこだわった内装、提供されるアートでオリジナルなメニューが、アートアクアリウムで高揚した気分の余韻にずっと浸らせてくれます。
4. 老松(おいまつ)
“二十四節気七十二候”、5日ごとに変化するメニューが堪能できる、水戯庵(すいぎあん)ラウンジ。老松の描かれた舞台では、伝統芸能の実演も。
5. 愉悦(ゆえつ)
アートアクアリウム美術館のカフェ。愛らしい「金魚ゼリー」をはじめ、「lohasbeans coffee の抹茶ティラミス」「Palet D’or の透明なカカオソーダ」など、有名店との本格コラボスメニューも登場。
6. 土産(みやげ)
ここでしか手に入らないオリジナル金魚グッズが勢ぞろいしています。
アートアクアリウム美術館 館内図※番号は上記と対応しています。
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