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懐かしく新しい“レトロ”を旅する
古今東西ニッポンの風景
2023年12月2日(土)~24日(日)・
2024年1月1日(月・祝)~14日(日)
ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
1935(昭和10)年築の東京都指定有形文化財「百段階段」では、「ニッポンの風景」をテーマにし、様々な作品とともに日本各地や時代を旅する展覧会が開催されます。
今回は、そのロマンあふれる展示の模様の一部をご紹介します。
(文中敬称略)
懐かしく新しい“レトロ”を旅する 古今東西ニッポンの風景
東京都指定有形文化財「百段階段」での展覧会は、美を尽くした和の空間に、ストーリーと遊びゴコロあるキュレーションで、アート作品や工芸品が展示されるのが魅力です。
師走からお正月の季節である今回のテーマは、古今東西ニッポンのレトロ旅。
旅は架空の旅亭、雅楼(みやびろう)から始まります。
文化財「百段階段」では靴を脱ぐため、厚手の靴下を持参するのが吉。
◆十畝(じっぽ)の間
99段の階段で連なる7部屋の最初の部屋は、「旅亭 雅楼」の客間となり、まるで懐かしい旅館の風情。
◆漁樵(ぎょしょう)の間
豪華絢爛な部屋には「お祭りと祝祭」をテーマに、五穀豊穣を願う捧げものや縁日の風景が広がる。
◆草丘(そうきゅう)の間
佐々木一澄(イラストレーター)による『こけし図譜』(誠文堂新光社)の原画とともに、東北地方の約200体のこけしたちが並びます。
◆静水(せいすい)の間
中村杏子による色鮮やかでポップなお店や看板などのデジタルイラスト(作品集『郷愁的商店街図集』『家内幸福』より)が非日常へと誘う。
◆星光(せいこう)の間
「ゆのまちネオン」(はらわたちゅん子によるカラフルなネオンアート)でレトロな温泉街気分。
◆清方(きよかた)の間
旧目黒雅叙園への旅。旅館の入口にいらした創業者も、再びお目見え。
◆頂上の間
甲斐みのり(文筆家)による『日本全国 地元パン』(エクスナレッジ)のパネルと、地方のユニークなご当地パンの袋が大集合。
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