バスキア展 森アーツセンターギャラリー

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  • バスキア展 メイド・イン・ジャパン

    2019年9月21日(土)~11月17日(日)
    森アーツセンターギャラリー

     
    1980年代のアートシーンに彗星のごとく現れ、アートシーンを駆け抜けた、ジャン=ミシェル・バスキア。バスキアの作品は、彼が27歳という若さでこの世を逝った後も、多くの人々を魅了してやみません。

    本展は、20世紀美術の最大の巨匠の一人ともなった「ジャン=ミシェル・バスキア」の、日本初となる本格的な展覧会です。絵画やオブジェ、ドローイングなど、世界各地から約130点が集結します。

    世界で初めて、バスキアと日本との重層的なつながりや、日本の歴史や文化が彼の創作に及ぼした影響を明らかにする、日本オリジナルの展覧会となります。

    キュレーターは、バスキア研究の世界的権威で、世界各地のバスキア展をキュレーションしたディーター・ブッフハート。


    音声ガイドが無料、二度楽しめる

    本展では、バスキアをたっぷり味わうために、来場者全員に音声ガイドが無料で貸出されます。また、来場者は、もう一度来場して鑑賞することができます(再来場は指定期間の平日の17:00以降のみ、詳細は本展HP参照)。

    バスキア展 森アーツセンターギャラリー
    バスキア展 森アーツセンターギャラリー
    展示風景
    Artwork © Estate of Jean-Michel Basquiat. Licensed by Artestar, New York


    ジャン=ミシェル・バスキア(1960~1988)

    1960年、ニューヨークのブルックリンに生まれる。マンハッタンでSAMO © というユニットとして描いた詩的なグラフィティが話題となる。瞬く間にソーホーで名を成し、才能あふれる若きアーティストとして、各地で個展やグループ展が開かれるようになる。

    わずか10年の活動期間に、新たな具象表現的な要素を採り入れた3,000点を超すドローイングと1,000点以上の絵画作品を残した。それらの作品は、非常に強烈なエネルギーであふれているだけでなく、20世紀のモダニズム美術の流れを踏まえ、ジャズやヒップホップ、人種問題などのテーマを扱っている。

    キース・へリングやアンディ・ウォーホルらと親しく交流し、ウォーホルとは共作150点を制作した。

    バスキアは1982年、83年、85年と三度来日し、個展やグループ展に参加している。

    1988年、悲劇的な死を遂げた後、バスキア作品の評価はますます高まり、近年は欧米各地の美術館で回顧展が開かれている。

    バスキア展 森アーツセンターギャラリー
    ジャン=ミシェル・バスキア
    ©Roland Hagenberg


    バスキア展のみどころ

    多層的で象徴的な作品

    バスキアの作品は、描線、色彩、人物、王冠などの記号、大文字アルファベットで書かれた言葉(重ねて書いたり、打消し線も使われる)などを用いて多層的に描かれている。一つ一つの作品に、そうしたコンポーネントがジャズのような即興性、ラップのようなリズムでちりばめられ、人種差別や歴史やヒーローといったテーマを、詩的で象徴的に、力強く表現している。

    バスキア展 森アーツセンターギャラリー
    展示風景
    ジャン=ミシェル・バスキア
    Fooey, 1982
    The Museum of Art, Kochi
    Artwork © Estate of Jean-Michel Basquiat. Licensed by Artestar, New York

    バスキア展 森アーツセンターギャラリー
    ドレッドヘアを冠した ”トリックスター” として自らを描いた肖像作品
    展示風景
    ジャン=ミシェル・バスキア
    Self Portrait, 1985
    Private Collection
    Artwork © Estate of Jean-Michel Basquiat. Licensed by Artestar, New York

     

    メイド・イン・ジャパン

    バスキアは、日本の経済発展や革新性を、それが根差す歴史や伝統へのまなざしとともに、彼のアートの中に多層的に捉えた。

    初期には、ヒップホップ調の詩や、キングコング対ゴジラ、原爆投下を描いたドローイングなどで、日米間の歴史や米国人の日本人に対する感情に、鋭い感性で触れている。

    本展のタイトルともなっている「メイド・イン・ジャパン」は、いくつかのバスキア作品の中に象徴的に織り込まれた言葉であるとともに、作品のタイトルにもなっている。

    バスキア展 森アーツセンターギャラリー
    「MADE IN JAPAN ©」の字が掲げられる《オニオンガム
    展示風景
    ジャン=ミシェル・バスキア
    Onion Gum, 1983
    Courtesy Van de Weghe Fine Art, New York
    Artwork © Estate of Jean-Michel Basquiat. Licensed by Artestar, New York

     

    「メイド・イン・ジャパン」のほか、「おりがみ」「日本円」「仏塔」などが、様々な作品の複合的な空間を構成する象徴や記号として登場する。

    バスキア展 森アーツセンターギャラリー
    ジャン=ミシェル・バスキア
    Plastic Sax, 1984
    agnès b. collection
    Artwork © Estate of Jean-Michel Basquiat. Licensed by Artestar, New York

     
    バスキアが活躍した70年代後半~80年代は、電化製品などの日本製品が世界を席巻していた時代であった。また、日本経済は安定成長期であり、バブル経済へと移行した。バスキアの生前、バブルはまだはじけていなかった。

    バスキア展 森アーツセンターギャラリー
    メイド・イン・ジャパン 1》(左)と《メイド・イン・ジャパン 2》(右)では、アジア系人物の顔の周りに、電話や携帯電子機器、配線のようなものが描かれている。
    展示風景
    Artwork © Estate of Jean-Michel Basquiat. Licensed by Artestar, New York

     

    バスキア展 森アーツセンターギャラリー
    ナポレオン》では 「ONE MILLION YEN(100万円)」と高らかに掲げつつ、下に「VERSUS PORK」(対 豚肉)と三度重ね、上で「SHOE POLISH」(靴磨き)の語を打ち消している。
    展示風景
    ジャン=ミシェル・バスキア
    Napoleon, 1982
    Private Collection
    Artwork © Estate of Jean-Michel Basquiat. Licensed by Artestar, New York

     

    バスキア展 森アーツセンターギャラリー
    大寺院》(右)では、当時のバスキア絵画の価格であろう「推定7000~9000$」という文字とともに、日本の象徴としての仏塔(五重の塔)を登場させている。
    展示風景
    Artwork © Estate of Jean-Michel Basquiat. Licensed by Artestar, New York

     

    バスキア展 森アーツセンターギャラリー
    2017年、ZOZO 前澤友作前社長は、《無題》をアメリカ人アーティストの作品としては史上最高額となる $110.5 百万ドルで購入した。
    展示風景
    ジャン=ミシェル・バスキア
    Untitled, 1982
    Yusaku Maezawa Collection, Chiba
    Artwork © Estate of Jean-Michel Basquiat. Licensed by Artestar, New York

     


    バスキア展 招待券プレゼント

    あみゅーぜんの読者に抽選で、「バスキア展」の観覧招待券を5組10名様にプレゼントいたします。

    応募ページリンク
    応募期間:10月4日(金)~10月14日(月・祝)


    ※応募受付は終了いたしました。
    ※当選者の発表は賞品の発送を以て代えさせていただきます。

※情報は掲載時のものであり、変更されることもあります。詳細は主催者にご確認ください。

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