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百段雛まつり
青森・秋田・山形ひな紀行2019年1月18日(金)~3月10日(日)
ホテル雅叙園東京
創業90周年を迎えた日本美のミュージアムホテル、ホテル雅叙園東京。
館内にある豪華絢爛で美しい和の空間「百段階段」(東京都指定有形文化財)では、2019年も都内最大級の雛人形展「百段雛まつり」が開催されます。
第10回目となる今年は、青森・秋田・山形をテーマに、3県8地域より約1,000点の名品が「百段階段」を彩ります。
古今雛[山形・酒田]
「百段雛まつり 青森・秋田・山形ひな紀行」みどころ
青森・秋田・山形の各県より、旧家に伝わる優麗な古今雛から、高さ2メートルを越える圧巻の段飾り、手のひらにおさまる極小の雛道具まで、雅やかなお雛さまの名品が文化財「百段階段」に集います。
◆旧弘前藩主津軽家の雛道具(関東初公開)
日本屈指の桜の名所として知られる城下町である青森県弘前市。
本展では、最後の弘前藩主・津軽承昭伯爵が明治後期に誂えたものと伝えられる「蠟色笹唐草御紋付雛道具」を展示。全てを並べると全長16メートルにもなり、大名家の姫君の華やかな生活を彷彿とさせる婚礼調度の数々はまさに圧巻の世界。
◆本荘藩主六郷家の極小雛道具(東京初公開)
秋田県の南西部に位置する由利本荘市は、南に秀麗な鳥海山、西は日本海に囲まれた自然豊かな街。
本展では、第11代本荘藩主 六郷政鑑の娘、賀子の婚礼のお祝いに贈られた古今雛と雛道具(江戸時代後期~幕末期)を特別公開します。約50種類、総数でおよそ450個にも及ぶ極小の雛道具は黒漆に牡丹唐草の金蒔絵が施された精巧な作り。
◆山形県酒田のお雛さまと傘福
江戸時代、北前船交易の一大拠点として繁栄した、山形県酒田。
雛人形とともに飾られる「傘福」は、福岡県柳川市の「さげもん」、静岡県稲取市の「雛のつるり飾り」とともに日本三大つるし飾りの一つ。子どもの健やかな成長などを祈願して作られた飾りものです。本展では酒田雛街道を彩るお雛さまたちと傘福を展示。
※傘福を展示する「漁樵の間」のみ、撮影が可能。
古今雛/加藤家所蔵[山形・酒田]
傘福[山形・酒田]イメージ
◆高さ2メートルの段飾り青森県の南部地方の中心地として古くから栄えてきた、八戸市。
本展では、八戸市の遠藤家のコレクションより、高さ2メートルの段飾りや、有職雛や古今雛をはじめとする優麗なお雛さまと雛道具、童子顔の七福神や三歌人など、雅やかな人形たちが文化財を舞台に一堂に会します。
2メートルの段飾り/遠藤家所蔵[青森・八戸]
古今雛/遠藤家所蔵[青森・八戸]
◆特別コラボレーションやギャラリートーク
中川政七商店の手がけるモダンなお雛さまと郷土玩具の紹介や関連グッズの販売、本展の見どころを解説するギャラリートークも開催予定。
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