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ブリューゲル展 東京都美術館

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  • ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜

    2018年1月23日(火)~4月1日(日)
    東京都美術館

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    ◆「ブリューゲル」の全貌に迫る展覧会

    16、17世紀のヨーロッパにおいて、大きな影響力を持った画家一族の一つであったブリューゲル一族。その祖であるピーテル・ブリューゲル1世は、雄大な風景やヒエロニムス・ボス風の版画の下絵で人気を博しました。その観察眼と作風は、彼の2人の息子であるピーテル・ブリューゲル2世、ヤン・ブリューゲル1世、さらにその子孫へと受け継がれ、およそ150 年に渡り、優れた画家を輩出しました。

    本展は、16、17 世紀フランドル(現在のベルギーにあたる地域)において、多彩なテーマと芸術的視点を以て展開したブリューゲル様式の全体像に迫ろうとするものです。監修はセルジオ・ガッディ(美術評論家)とアンドレア・ヴァンドシュナイダー(ドイツ・パーダーボルン美術館館長)。

    イタリア、フランス、ドイツ、イスラエルを巡回後に日本で開催される本展では、多くの日本未公開作品を含む、選び抜かれた約100 点が集結。宗教画、風景画、風俗画、寓意画、静物画など、ブリューゲル一族の作品を中心に16、17 世紀フランドル絵画の魅力に光をあてます。


    ◆「ブリューゲル展」ハイライト

    宗教と道徳
    ピーテル・ブリューゲル1世(1525/30~69)はヒエロニムス・ボス風の絵画や版画で人気を博しましたが、ボス作品がキリスト教的な善悪の価値観を明確に示すのに対し、そうした善悪の判断から一歩引いた、より冷静な目で現実の人々を見つめています。

    あみゅーぜん amuzen「ブリューゲル展」東京都美術館
    ピーテル・ブリューゲル1 世 [下絵]
    ピーテル・ファン・デル・ヘイデン [彫版]
    《最後の審判》
    1558年
    Private Collection

    あみゅーぜん amuzen「ブリューゲル展」東京都美術館
    マールテン・ファン・ファルケンボルフ
    ヘンドリク・ファン・クレーフェ
    《バベルの塔》
    1580 年頃
    Private Collection, France


    自然へのまなざし

    風景や大自然に対するピーテル1 世の関心は、とりわけ次男のヤン・ブリューゲル1世(1568~1625)に引き継がれて発展し、ヤン1世と子孫により傑作が生みだされました。

    あみゅーぜん amuzen「ブリューゲル展」東京都美術館
    ヤン・ブリューゲル1世
    《水浴をする人たちのいる川の風景》
    1595-1600年頃
    Private Collection, Switzerland

    あみゅーぜん amuzen「ブリューゲル展」東京都美術館
    ヤン・ブリューゲル1世(?)
    ルカス・ファン・ファルケンボルフ
    《アーチ状の橋のある海沿いの町》
    1590-1595年頃
    Private Collection, Belgium


    冬の風景と城砦

    ピーテル・ブリューゲル2世(1564~1637/38)は、父の作品の忠実な模倣作(コピー)を制作。冬の風景画というジャンルを含めて父の様式を世に広め、名声を高めました。

    あみゅーぜん amuzen「ブリューゲル展」東京都美術館
    ピーテル・ブリューゲル2世
    《鳥罠》
    1601年
    Private Collection, Luxembourg

    あみゅーぜん amuzen「ブリューゲル展」東京都美術館
    ヤン・ブリューゲル2世
    《冬の市場への道》
    1625年頃
    Private Collection


    旅の風景と物語

    16世紀前半までにヨーロッパ経済の新たな中心地となったアントウェルペンには、芸術家を含め多くの人々が流入してきました。そうして集まった才能ある芸術家による素描は、多くが版画の下絵として利用され、ヨーロッパで広く流通しました。

    あみゅーぜん amuzen「ブリューゲル展」東京都美術館
    ヤン・ブリューゲル1世
    《馬と馬車(準備素描)》
    1610年頃
    Private Collection

    あみゅーぜん amuzen「ブリューゲル展」東京都美術館
    ヤン・ブリューゲル1世
    《山沿いの海岸線をいく船団》
    1590-1595年頃
    Private Collection


    寓意と神話

    寓意画や神話画を得意としたヤン・ブリューゲル2世(1601~78)。彼をはじめとするブリューゲル一族による作品では、イタリア的な思想以上に、注意深い自然観察と、精緻な細部描写というネーデルラント地方の伝統を見てとることが出来ます。

    あみゅーぜん amuzen「ブリューゲル展」東京都美術館
    ヤン・ブリューゲル2世
    《地上の楽園》
    1620-1625年頃
    Private Collection

    あみゅーぜん amuzen「ブリューゲル展」東京都美術館
    ヤン・ブリューゲル2世
    《聴覚の寓意》
    1645-1650年頃
    Private Collection


    静物画の隆盛

    フランドルの静物画は、貴族のコレクションと結びついて発展し、希少さ、貴重さ、異国性が重要なモチーフとなりました。

    あみゅーぜん amuzen「ブリューゲル展」東京都美術館
    ヤン・ブリューゲル1世
    ヤン・ブリューゲル2世
    《机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇》
    1615-1620年頃
    Private Collection

    あみゅーぜん amuzen「ブリューゲル展」東京都美術館
    ヤン・ファン・ケッセル1世
    《蝶、カブトムシ、コウモリの習作》
    1659年
    Private Collection, USA


    農民たちの踊り

    ブリューゲル一族の画家たちは、農民の日常や婚礼などの祝祭の風景を多く描きました。ピーテル2世は、父のピーテル1世と同様に、ときに農村へ出向いて、農民の身振りや態度などをつぶさに観察しています。

    あみゅーぜん amuzen「ブリューゲル展」東京都美術館
    ピーテル・ブリューゲル2世
    《聖霊降臨祭の花嫁》
    1616年以降
    Anhaltische Gemäldegalerie Dessau

    あみゅーぜん amuzen「ブリューゲル展」東京都美術館
    ピーテル・ブリューゲル2世
    《野外での婚礼の踊り》
    1610年頃
    Private Collection


    ◆「ブリューゲル展」無料観覧券プレゼント

    あみゅーぜんの Facebook ページの投稿に「いいね!」をしてくれた方から抽選で5組10名様に、本展覧会無料観覧券をプレゼントいたします。
    応募締切 2018年2月4日(日)
    応募ページへのリンクはこちら
    ※抽選の結果は発送を以て代えさせていただきます。

※情報は掲載時のものであり、変更されることもあります。詳細は主催者にご確認ください。

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