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19世紀パリ時間旅行 ―失われた街を求めて

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  • 19世紀パリ時間旅行
    ―失われた街を求めて―
    〈練馬区独立70周年記念展〉

    2017年4月16日(日)~6月4日(日)
    練馬区立美術館

    フランス文学者の鹿島茂(明治大学教授)による「失われたパリの復元」(『芸術新潮』連載)をもとに、19世紀パリの全体像に迫る特別展が開催されます。本展は、絵画や衣装など多様な美術作品を通して、パリの歴史を辿り、「パリ大改造」以前・以後のパリを紹介するものです。

    「19世紀パリ時間旅行―失われた街を求めて」展(amuzen article)
    モーリス・ユトリロ《モンマルトルのキュスティーヌ通り》
    1938 年 油彩 カンヴァス 松岡美術館

    「パリ大改造」と「いにしえのパリ」

    パリの長い歴史におけるもっとも衝撃的な出来事は、第二帝政期(1852-70)に行われた「パリ大改造」(1853-70)でした。時の皇帝ナポレオン3世(1808~73/在位1852~70)の肝いりで着手され、「パリの外科手術」とも呼ばれる大改造により、景観は様変わりし、現代のパリに連なる都市の骨格が形成されました。

    一方、昔ながらの街並みや消滅したコミュニティを懐かしむ声が聞こえはじめます。懐かしいパリの路地風景を版画におこしたアドルフ・マルシアル・ポテモン(1828-83)の『いにしえのパリ』(1866)は、ユゴーやバルザックに描かれたかつてのパリを私たちに伝える唯一の版画連作です。

    「19世紀パリ時間旅行―失われた街を求めて」展(amuzen article)
    アドルフ・マルシアル=ポテモン《ロラン=プラン=ガージュ通り(袋小路)》
    1864 年 エッチング、紙(『いにしえのパリ』1866 年より) 鹿島茂コレクション

    パリの景観と近代美術

    1870年代に入り、大手術を経たパリの景観は、印象派をはじめとした画家たちの格好の題材となりました。新しいパリは同時代の芸術家にとって創作の源泉となりました。

    「19世紀パリ時間旅行―失われた街を求めて」展(amuzen article)
    アンリ・ルソー《エッフェル塔とトロカデロ宮殿の眺望》
    1896-98 年 油彩 カンヴァス ポーラ美術館

    「19世紀パリ時間旅行―失われた街を求めて」展(amuzen article)
    ピエール=オーギュスト・ルノワール《森の散歩道(ル・クール夫人とその子供たち)》
    1870 年 油彩 カンヴァス 公益財団法人吉野石膏美術振興財団(山形美術館に寄託)

    「19世紀パリ時間旅行―失われた街を求めて」展(amuzen article)
    エドガー・ドガ《赤い衣裳をつけた三人の踊り子》
    1896 年 パステル 紙 大原美術館

    関連イベント

    会期中は、鹿島茂によるギャラリートーク(4月21日15:00~、事前申込不要、当日の観覧券が必要)をはじめ、様々なイベントが催されます。

    ※同時開催[ミニ展示] 鹿島茂コレクションで見る「レ・ミゼラブルの世界」

    (※文中敬称略)

※情報は掲載時のものであり、変更されることもあります。詳細は主催者にご確認ください。

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