ビアトリクス・ポター™生誕150周年
ピーターラビット™展

Bunkamura ザ・ミュージアム
2016年8月9日(火)～10月11日(火)

 
世界中の人々から愛され続ける「ピーターラビット」。本展は作者のビアトリクス・ポター（1866～1943）生誕150周年を記念し、英国ナショナル・トラストが所蔵する日本初公開の数多くの原画や資料とともに、物語と絵本の世界、作者の人生をみずみずしく紹介します。

 ロンドンの裕福な家庭に生まれた、ビアトリクス。少女時代、家族とともに避暑地として湖水地方（イギリス北西部）を訪れ、その豊かな自然に生涯魅了され続けました。彼女の自然への深い愛情とまなざしは、自然を舞台に小動物の主人公が繰り広げるユーモアとウィットに富んだ物語に色濃く反映されています。

デビュー作『ピーターラビットのおはなし』（1902年）は大ヒットとなり、ビアトリクスは一躍人気作家に。農場を購入して念願だった湖水地方に移り住み、数々の作品を創出。また、自然保護活動の先駆者、農場経営者、商品プロデューサーとしても活躍しました。